何事もない1日(挨拶)。

特筆することは特にない、ごくごくふつーの1日。
某国王風に日記を記すなら何もなしと言ったところか。

大航海じゃ大海戦真っ只中っぽいけど、冒険者一筋で軍事スキル皆無の私が参加したところで、何の役にも立たないし。一応調理スキルは持ってるけど、大した料理が作れるわけじゃなし。
つーか、それ以前の問題に部屋が暑くて長時間PCの前に座ってられないってのがあったりするわけで。
かくして、今回も大海戦は欠席。そもそもinすらしてねぇし。
そろそろ海事レベルをもうちょっと上げて、放置しっぱなしの某伯爵艦隊をどうにかせにゃならんとは思っちゃいるけど……。
ほら、来月から新国が追加になるし。亡命するんなら、区切りの1つもつけなきゃなー、なんて。まぁ、実際に亡命するかどうかはまだ決めてないけどね。

閑話休題。
とある単語を元にあちこちリンクを追ってたら、何故かC級映画を思い出しまして。
その名も『ベルリン忠臣蔵』
今から20年くらい前の独逸映画なんだけど、これがまた物凄い突っ込みどころ満載の映画なのですよ。
初めて知ったのは10年くらい前に映画雑誌でだったかな。『トンデモ映画があるぞー』みたいなコメントと共に小さく紹介されておりました。記事を読んだ時は『へぇー』くらいに思ってたんですよ。
で、翌年だかの夏休みに帰省した時にぼけーっとテレビ見てたら、深夜にソレを放送するぞーという予告を偶然見てしまいますた。怖いモノ見たさで深夜にテレビの前に陣取る私。そして、その映画は始まりますた。

( Д )                ゜        ゜

もう、筆舌に尽くし難ひぶっ飛んだ日本観に目も口も開きっぱなし。その映画によると、日本の家の中には竹矢来(時代劇だと処刑場によくある竹製の柵)があって、家紋が電飾で壁にあったりなんかするらしいです。つーか、家の中に小さな日本庭園もどきが……。そんな家ねぇよ
で、ストーリーはというと『現代の独逸に蘇った大石内蔵助が盗まれた刀を取り戻すために活躍する云々』(ビデオのパッケージにそう書いてある)。

…………………………。

更に物語の舞台はベルリンじゃございません(何
これは邦題を付けた人がすんばらすぃセンスの持ち主だったのが原因らしいので、映画制作者に非はございませぬ。
んで、独逸のとある街でポン刀振り回した謎の人物による泥棒事件が頻発するんですな。手がかりは現場に残された日本の名前らしい文字だけ(ご丁寧に墨で『堀部』だとか『磯貝』だとか書いてある)。犯人の神出鬼没さに警察も有効な対策を立てられず苦慮してて。
ところがある日、地図を見てた担当の刑事が事件のあった場所を線で結んでみたら、地図にとある文字が浮かび上がったのでありました……!!

大石

_| ̄|○ノシ

深夜、夜食のカレーを食いながら見てた私は思わずぶちまけそうになるのを必死で耐えました。しかも、スライドでスクリーンに投影された『大石』の文字が左右逆だし。
そんで、クライマックスに刀を盗んだ奴らが雇った忍者(こいつも物凄くぁゃιぃ。ちなみに名前は『ニンジャプリンス・シノダ』)と主人公が対決するんですが、主人公がたどたどしい日本語で叫ぶのですよ。

『オマエヲ、シッテイルゾ、ニンジャ!!』

待て待て待てーーーーーーーーーーっ!!
忠臣蔵にこんなぁゃιぃ忍者出て来ませんからっ!!
腹筋がねじ切れて死ぬかと思いましたよ。深夜だから大声で笑うわけにもいかないし。
以上、かなり端折り気味なストーリー紹介。正直、この映画ほど壮絶な映画は見たことないっす。ヨーロッパ人の日本観って一体……。

ちなみにこの映画を見てから数年後、とあるレンタルビデオ屋で売られていたこの映画のビデオを見つけて愕然としたり。しかも、同行してたとりさん(当時同じ専門学校に通ってた)が面白がって買っちゃったりorz
だから、家捜しすれば何処かから『ベルリン忠臣蔵』のビデオが出てくるはずです。見付かって欲しくないかも……

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